長時間のパソコンで目の疲れを覚える
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パソコンを長時間使っていると疲れます。
とくに目の疲れはひどく、液晶の青色バックライトが疲れの元だという話もあります。
しかし実際はもっと簡単なことが原因である場合がほとんどです。
姿勢やモニターの位置を修正するだけで目の疲れは予防、軽減できます。
パソコン疲れ「VDT症候群」って?
パソコンの長時間使用で起こる目や心身の疲労及びストレス症状を
「VDT(Visual Display Terminal)症候群」と呼びます。
症状としては、視界がぼやける、視力の低下を感じる、ドライアイ、充血、首・肩・背中のコリ、
腕の痺れや疲れ、全身のだるさ、腰痛などがあります。
いわゆるパソコン疲れは、目や肩だけでは治まらないのです!
目の疲れは主に姿勢が原因!
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疲れ目対策として目薬を使っている人もいるとは思いますが、
パソコンによる目の疲れには主に3つの部分を修正することで軽減できます。
その3つとはモニターの輝度、姿勢、モニター周辺の環境です。
モニターの輝度
モニターが明るすぎると目に負担をかけます。
疲れ目になるのも当然です。
文字入力などはそんなに明るくなくてもよいはずです。
輝度調整の基準は、だいたいコピー用紙と同じくらいの白さがいいとされています。
モニターの位置
目とモニターの距離が近すぎてはいけないのは当たり前ですが、
これがなかなか守られないものです。
目の疲れを軽減するためには、モニターは40センチ以上離すようにしましょう。
ノートパソコンを覗きこむような姿勢で使うのは目だけでなく首や背中にも負担になってしまいます。
視線の高さ
パソコンモニターは見下ろす角度がよいとされています。
目の疲れや乾燥の防止になるからです。
それに、視線を下げる角度にすることで首への負担も減ります。
姿勢
椅子に深く腰掛け、足の裏は床に完全に接地するのが理想です。
猫背にならない、足を組まないことも大事です。
首、肩、背中、腰に余計な力が入ってしまっているのです。
パソコン作業に集中しているとそのことにはなかなか気がつかないので、
仕事が終わった時には無用にクタクタになっているのです。
無理な姿勢だとは意識していないのですが、やはりそれは無理な姿勢なのです。
モニター周辺の環境
直射日光や部屋の照明の反射が写り込まないようにしましょう。
モニターにほかのものが写り込んでいると、目はそこにもピントを合わせようとします。
無意識の内に焦点距離の違うものを同時に見ようとすることになるので目の疲れを重くするのです。
学校、会社、パソコン教室などの場合
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モニター輝度と姿勢を修正するだけで目の疲れを予防、軽減することができます。
そして姿勢がよくなることで集中力や作業効率もアップし、様々なことが改善していくことでしょう。
会社の環境はわりと自由に修正が効くかも知れませんが、
学校やパソコン教室などの「自分のデスク」ではない場合はどうしたらいいでしょうか。
とりあえず椅子の高さと座り位置、モニターの角度を修正してなんとか良い位置を探してみましょう
輝度も調整しましょう。
周辺のものの写り込みはモニターの向きや角度をいじって回避しましょう。
直射日光も可能な限り遮断できるように、カーテンやブラインドを閉めることも相談してみましょう。
そこにいるみんなのためになるはずですよ。